edamameのテレビブログ

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風間俊介さん登場!「カムカムエヴリバディ」#41


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 るいはクリーニングの仕事が好きだった。シャツの汚れが落ちるたびに、自分の背負って来たものが消えてなくなっていくような気がした。そしてまっさらな人生を歩き始められると信じることが出来た。

 るいが本を読みながら店番をしていると、若い男性客・片桐(風間俊介さん)がやって来た。シャツに万年筆のインクを付けてしまったという。片桐が帰ったあと、るいは片桐はどんな人だろうとあれこれ妄想していた。

 先日名前を聞きそびれた客・宇宙人(オダギリジョーさん)が洗濯物を受け取りに来た。料金が2,040円と伝えると、無造作にお札をたくさん出す宇宙人。そして、また大量の洗濯物を持ってきていた。るいが洗濯物のポケットに入っていたナットのようなものに気を取られていたら、いつの間にか宇宙人はいなくなってしまった。るいは今日も名前を聞くことができない。

 夕方、るいは洗濯物の数だけ人生があると思うと汚れた服も愛おしいとしみじみ話す。平助(村田雄浩さん)と和子(濱田マリさん)は、るいがそう思ってくれたらこの仕事をやってよかったと思えるとうれしそう。

 るいはO・ヘンリーの「善女のパン」という短編を読んでいる。パン屋で働くミス・マーサは、いつも古いパンだけを買う客が気になっていた。その人の職業は画家と思われ、貧しいから安いパンを買っているとマーサは思い込んでいた。マーサはこの店にあるもっとおいしいパンと私の作った食事を食べたいだろうと夢想をし、少し派手めな服を着て、その客の来店を待っていた。

 仕事をしながら空想に耽るるいのところに、先日出した背広のポケットに穴が開いていたとクレームを言う客・田中(徳井優さん)がやって来た。るいがメモを確認すると、クリーニングに出したときから空いていた穴だった。田中はそれを伝えても引き下がらず、カウンターを蹴り、慰謝料までもらおうとしていた。

 するとそこへ片桐がやって来た。片桐は直接その客に注意をし、最近クリーニング店に言いがかりをつけて金を取るという犯罪があると言うと、田中はすごすごと店を出て行った。

 るいが片桐に助けてもらったお礼を言う。片桐は弁護士の卵だった。インクのシミが落ちたシャツを受け取り、うれしそう。そして、カウンターに置いてある本を見て、「僕も好きです。O・ヘンリー。」と言って帰って行った。

 そして城田優さんのナレーションでエンディング。

 真っ白なるいの世界がほのかに色づき始めていました。

 Rui's pure white world began to see a hint of color. 今日はこれでおしまい。

 今日の一件で、少し距離が近くなった片桐とるい。そして好きな本が一緒とくれば、これは恋の予感しかない。でも、宇宙人もちょくちょくお店に来ているから、こちらも気になるところ。クリーニング屋さんって出会いがあって楽しそうだな~。

 そして、私が今日一番気になったのは、O・ヘンリーの話を読んで妄想するるいのシーン。最初、ミスマーサ役を演じているのが西田尚美さんに見えた。小しずさん再び登場かぁとのん気に思ったけれど、このシーンを小しずが演じる必要性ってないなあと気づき、よく見たら深津絵里さんだった。今まで全然意識していなかったが、もしかして西田尚美さんと深津絵里さんって似ているのかなあ。なんだか新しい発見をした気分。

 るい編になったらミュージカルあり、寸劇ありで、エンタメ色が強くなってきた。この明るい雰囲気好きだなあ。明日も「善女のパン」の続編が見たい。