今日の「徹子の部屋」のゲストはＶ６の三宅健さん。素敵な着物姿で登場。巷では奇跡のおじさん、と言われているというが、たぶん三宅健さんはこれから何歳になってもおじさんっぽい感じにはならないと思う。生き馬の目を抜く芸能界でこのピュアな感じを保っていられることはやっぱり奇跡かもしれない。
三宅健さんといえば手話を私は真っ先に思い浮かべる。でも手話を始めるきっかけが握手会にろう者のファンが来て、そのときに何もできなかったから、ということは今日初めて知った。本当に優しい人なんだなあと思った。その後、コンサートＤＶＤのＭＣにも字幕を付けるようになったそうだ。
面白かったのが、10代の頃、森田剛さんに年齢を聞いたときの話。森田さんは「3年生」と答えたそうだ。森田さんは小さかったので、三宅健さんはてっきり小学校3年生だと思ったら、実際は中学3年生で、自分より年上だったという。小3と中3を間違えるってなかなかないと思うけれど、本当に森田さんがかわいかったのかもしれない。
また三宅健さんはアイドルグループのメンバーとして40代まで駆け抜けて、今後の人生を考えたときに黒柳徹子さんのプロフィールがお手本になると言っていた。徹子さんは40代でザ・ベストテンの司会をやり、50代でユニセフの親善大使を始めている。それを聞いて、徹子さんもうれしそうだった。
Ｖ６は2021年11月1日で解散する。結成当時とメンバーが変わらずに続くジャニーズグループだなあと思っていたので、突然の解散発表にはとてもびっくりした。でも、Ｖ６のメンバーはアイドル以外の顔をすでに確立させているので、Ｖ６という肩書きがなくても問題なく芸能界でやっていけるだろう。
三宅健さんは最後に徹子さんの玉ねぎ頭に入っているというウワサがあるアメを欲しいとリクエストしていた。徹子さんは「子供にあげると決めている」と言葉を濁す。「おじさんはダメか・・・」と三宅健さんはがっかりしていると、徹子さんは「心が清らかそうに見えるから差し上げてもいいと思います」と言っていた。オンエアではアメはもらえていなかったけれど、後でもらえたのかな。
見終わったあと心がほんわかしていた。三宅健さんの魅力が徹子さんによって全面に引き出されいて、とても素敵な30分だった。まだTVerで見られると思うので、ぜひ。
