edamameのテレビブログ

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ゼロ係のみんな、またね・・・「警視庁ゼロ係」最終回 


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 「警視庁ゼロ係」は今日で最終回。警視殿(小泉孝太郎さん)と寅三先輩(松下由樹さん)の名コンビもこれで見納め。TVerで見られるそうなので、見ていない方はぜひ。

 脳を抜き取られた女性の連続殺人事件の真相はとてもせつなかった。毎回このドラマで起こる事件は重たくてどんよりしそうになるが、ゼロ係のメンバーの個性に中和されている感じだった。

 今回のピカイチのシーンは係長(片岡鶴太郎さん)が保科管理官(中山美穂さん)に小早川警視と寺田寅三巡査長は誘拐された女性を助けに行っていることを伝えるところ。この女性を助けることで過去の封印していた事件が掘り起こされることを嫌がった上層部は、誘拐事件をないものとして事件を解決済にしていた。ところが鶴ちゃんの言葉がミポリンの心を動かし、解決済みだった事件が再び捜査対象となる。

 そうか、ミポリンはずっと警視の敵だと思っていたけれど、そうではなかったのか。すぐに警視を捜査から外そうとしていたのは信念があったのね。それを寅三先輩も私も分からなかった。たぶん警視は分かっていたのだろう。最終回では、いつも硬い表情ばかりだったミポリンが最後のほうのシーンでは笑顔を見せていた。

 それから、最終回なのに春吉さん(加藤茶さん)のお店のシーンがないなあ、寂しいなあと思っていたら、最後の最後にご夫婦で登場。しかもいつものお店ではなく、ゼロ係のオフィスにウーバーイーツみたいに黒いリュックで料理をデリバリー。

 私みたいに今日はカトチャン出てないなあと思っている人、いっぱいいたんじゃないかな。ニクい演出だわ~。

 今日で終わってしまったけれど、また近いうちにゼロ係の面々には会えそうな気がする。だから「さようなら」というより「またね」と言う。