edamameのテレビブログ

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名コンビ誕生!ミステリードラマドッキリ第二弾・完結編「水曜日のダウンタウン」

 2023年11月15日放送の「水曜日のダウンタウン」は「犯人を見つけるまでミステリードラマの世界から抜け出せないドッキリめちゃしんどい説第二弾」の完結編。

 ダイアン津田篤宏さんとみなみかわさんは部屋でお互いの情報を出し合った。理沙も刑事ドラマさながらホワイトボードを使いながらそれを手伝う。手毬唄の3番の歌詞にある雌だぬきが誰なのか、また「じいさんがあやしい」は何を意味しているのか。

 理沙とADが帰り、津田さんとみなみかわさんが事件の推理を続けていると、理沙から電話が入った。理沙は殺害トリックに気づいたと言い、つぶれた温泉施設の休憩室に二人を呼び出した。 

 二人は真っ暗な道を車で進み、温泉施設に到着。暗闇に怯えながら休憩室に行くと、そこには理沙はおらず、理沙の推理メモ、村長の殺害写真、ノートパソコンがテーブルに置いてあった。それを確認していると、施設の管理人が突然現れ、部屋を追い出されてしまう。

 二人が戻った部屋には布団が敷いてあった。そこでようやく就寝。長い一日が終了した。

 翌朝は8時半に起床。殺人鬼のいる村で8時間も寝た二人のところに広報の鈴木が動揺しながらやって来た。鈴木に連れられて外に出ると、理沙が仰向けになって死んでいた。警察や村人たちもやって来るが、祟りだと言っていなくなってしまった。気になっていた理沙が死んでしまい、津田さんはやる気を失う。

 それでも部屋に戻って再度事件を振り返ることに。体格のよい村長を殺害後に運んで吊るすまでの時間はたった15分。二人は移動は1~2分、吊るし作業は11~12分、撤収は2分と見当をつけ、村長を2分以内で運ぶことが出来るのかシミュレーションすることになった。

 村長が殺害されたと思われる現場にはダミー人形が置いてあった。まずはみなみかわさんがそれを村長宅まで運ぼうとするが、重い人形を抱えながら山道を歩くのはしんどく、30秒でリタイア。次に津田さんがチャレンジするも53秒でギブアップ。3回目、みなみかわさんは村長宅まで運んだが、ADがタイムを計り忘れる。4回目に津田さんが運び、記録は2分47秒だった。この検証で短時間で村長を殺害し運ぶことは不可能という結果が得られた。

 部屋に戻った二人は、理沙が温泉施設に残した映像や写真を確認。すると、津田さんが吊るされた村長のロープのかけ方が映像と写真で異なることを発見する。そこへ警察がやって来て、村長の死亡推定時刻は12時45分から13時で、死因は絞殺だと言う。

 みなみかわさんは村長の自作自演だと気づくが、目的が分からない。津田さんは村長がYouTubeを始めたいと言っていたことを思い出した。一本だけアップされていた動画を見ると、村長は「死んだふりドッキリ」をやるとうれしそうに話していた。みなみかわさんはおおよその察しはついたようだが、津田さんは混乱して頭をくしゃくしゃにかいた。

 そして一気に推理が進む。「死んだふりドッキリ」を知っているのは広報の鈴木。そして死亡推定時刻にアリバイがないのも鈴木。「じいさん」は津田さんの持っている地図のG-3を意味していて、その座標にあるのは鈴木の家だった。

 津田さんは村人全員を集め、「(死亡推定時刻にアリバイがないのは)あなただ、鈴木さん。」と言った。説明が不十分な津田さんをみなみかわさんがサポート。YouTubeやG-3の話をして、鈴木を追い詰める。

 観念した鈴木は、手毬唄に見せかけて殺害すれば怖がって誰も捜査しないと思っていたと話し始めた。本当は村長の長男の妻・恵を殺害するつもりだったが、それに気付いた理沙と取っ組み合いになり、理沙は側頭部を打って死んでしまったという。さらに、自分の娘かわいさに手毬唄のとおりに刀を刺すことはできなかったこと、五百旗頭Dに猛毒のキノコをお土産に渡したことを白状する。

 殺害動機は、村長一家が村をリゾート開発業者に売却しようとしていたこと。でも、それは鈴木の思い違いだった。鈴木は逮捕。一件落着となるところだったが、みなみかわさんは村長の死亡判定をした医者の見立てに納得がいかない。津田さんは「もうその辺ええねん。」と言う。単なる誤診と説明が入る。

 最後に津田さんは村人に「心中お察しします。」と言い、みなみかわさんに「行くぞ、みなみかわ。」と声をかけた。

 検証結果は「この世に事件がある限り名探偵津田の戦いは終わらない。」だった。これでミステリードラマドッキリ第二弾はおしまい。

 ああ、楽しかった。名探偵津田を演じきった津田さんと冷静で現実的なみなみかわさん。名コンビ誕生である。私はこのミステリードラマにどっぷり浸かって見ていたので、みなみかわさんのことを「ここで言わなくてもいいのに」と思ったりもしたが、バラエティとして見ていた人にはみなみかわさんの発言は心地よかったに違いない。

 ひとつだけツッコミを入れたいのは殺害動機。村を守りたい気持ちは分かるけれど、勘違いで義父と夫と義弟を殺された恵の気持ちを思うといたたまれない。また、もし計画どおり恵が殺害されたら真実は明らかにされず、村を売却しようとした裏切り者一家と思われたのかと思うとぞっとする。理沙が死んでしまったのはかわいそうだったけれど、恵が生きていたおかげで村長一家が悪者にされなくてよかった。

 前回のミステリードッキリと違うのは、バラエティ的な要素(暗闇ドッキリ、人形運び)が入ったこと。ストーリーには直接関係ないから、私としては早く本編をやって欲しいと思ってしまった。でも2週分の放送時間だとこういうのも必要になってくるのかな。

 このシリーズは大好きなので、今後はバラエティ要素ありと思って見ることにしよう。また忘れた頃に次回作をお願いします。

 

お気に入りの年末の3番組が楽しめないかもしれない件

 私には毎年楽しみにしている年末のテレビ番組が3つある。例年なら指折り数えて待っているところだが、今年は3番組とも気になっていることがある。実際に年末を迎えたときに全然問題なかったと感じるか、やっぱりこの心配は的中したとなるかは分からないが、今の胸の内を記録しておこうと思う。

 まずはクリスマスの風物詩「明石家サンタ 史上最大のクリスマスプレゼントショー」。ここでたまに登場していたのが、「建築関係トントントン」というギャグ。これは今年亡くなったryuchellさんと明石家さんまさんが以前共演したときに生まれたギャグ。さんまさんは「建築関係トントントン」は続ける、とryuchellさんが亡くなった後にコメントしていた。それ以降私はこのギャグを聞いていないので、この番組で出てきたら泣いてしまいそう。かといって、このギャグが出て来なくても悲しい。どうか楽しい番組になりますように。

 番組HPを見たら、今年の放送は12月24日(日)の深夜とのこと。M-1の決勝戦も同じ日なので、お笑い好きにとってはまさに盆と正月が一緒に来たような日になりそう。

 続いて気になる番組は、今年も12月30日深夜に放送の「クイズ☆正解は一年後」。FUJIWARA藤本敏史さんが当て逃げをし、2023年10月から芸能活動を自粛している。自粛前に出演した「ネプリーグ」ではレギュラー番組ゼロとネタのように言っていたが、この番組のレギュラーではないか。年始の収録にはきっと参加していたのだろう。何年か前のロンドンブーツ1号2号田村亮さんの闇営業を思い出す。

 その一方、番組インスタグラムには、アンジャッシュ渡部建さんやTKOの木下隆行さんの写真があり、番組らしさは至って変わらず。フジモンのことをどう言うのだろうなんて気にせずに番組を楽しみたかったな。

 そして最後は「ジャニーズカウントダウン」。このブログを書くにあたり検索したら、フジテレビが今年のカウントダウンコンサートは放送しないと発表済だった。

 ジャニー喜多川氏の性加害問題は闇が深すぎて、上記2番組と並べて語ることはできない。私は今でもジャニーズのタレントがテレビに出ていると「あ!」と思うし、今までジャニタレが出ていたCMに違う人が出ていても「あ!」と思ってしまう。この「あ!」は意外と長く続いているので、私のなかでまだもやもやしているのだろう。もう加害者は故人であり、被害者の具体的な救済も始まっているのに。

 この答え合わせは番組放送後に書きたいと思います。上記3番組の昨年のブログもよかったら読んでみてください。

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