edamameのテレビブログ

テレビ番組の感想を思いつくまま書いてます ゆるりとした時間のおともに

今回は25日深夜放送の「明石家サンタ史上最大のクリスマスショー2022」


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 いつもは12月24日の深夜に放送されている「明石家サンタ」だが、2022年は一日遅れの25日の深夜に放送された。たった一日の違いだけれど、世間が浮かれているであろうクリスマスイブに家で一人で「明石家サンタ」を見ている状況が好きだったので、なんとなくしっくりこないなあと思いながら録画を見た。明石家さんまさんや八木亜希子さん、番組スタッフの方も24日がフリーの状況は慣れないようだった。今年どんな事情があったのかは分からないけれど、来年は24日深夜がいいなあ・・・

 さて、いくつかの不幸話で私が面白かったのは、一番最初の50代を行ったり来たりしている大阪の女性の話。息子とバスツアーで岐阜を訪れ、美しい山や川の景色を楽しんでいたところ、川に1羽の白鳥を発見。大きな声で「白鳥がおる~!」と周りに知らせたが、となりにいた息子さんに「お母さん、あれレジ袋やで。」と言われた。鐘が鳴り、賞品はマッサージチェア

 これはアラフィフ世代の「あるある」な話ではあるけれど、バスツアーの旅先というシチュエーションと息子の冷静なツッコミが絶妙な作品だった。

 そして今回の芸人枠は結構私好みのものだった。向上委員会で優勝したネルソンズ岸健之助さんの不幸話。

 電車で隣に座った小学生がたまたまスマホネルソンズの動画を見ていた。岸さんは小学生に「ネルソンズ知ってるの?」と話しかけられる。本人だと明かさず「知ってるよ。」と答える岸さんに小学生は「各々の個人名言える?」と聞く。最初に和田まんじゅうさん、次に青山フォール勝ちさんを指さし、岸さんが答える。最後に岸さんを指さした小学生が一言「こいつ、むずいよ。」当たった賞品は55インチのREGZAのテレビ。

 ご本人にとってはまあまあ残酷な出来事ではあるが、岸さんの柔らかい雰囲気で無事笑い話に昇華されたのではないだろうか。これで私もネルソンズ岸さんは完璧に覚えたし、ネルソンズが出ていたら真っ先に岸さんをチェックすることになると思う。

 その他印象に残っているのは・・・

・小さな息子が手を振ったパトカーに乗っていたのは無銭飲食で捕まったパパだった。

・葬儀会社に勤めていた父親が亡くなり、その葬式でスタッフの女性が突然父親のほほをさすりながら「待っててね」と言った。

・工場で働いていたら急に召集がかけられ、高齢の工場長の引退かと思ったら、会社の廃業の話だった。ニュースにもなった、サクマのドロップを作っていた会社だった。

 どれも結構しんどい感じなのだが、さんまさんの手にかかればどんなエピソードでも笑いに変えられる。さんまさんに話して笑いにしてもらって、ご本人も笑うことができたなら、きっと大丈夫。

 明石家サンタ、来年も楽しみにしております。