edamameのテレビブログ

テレビ番組の感想を思いつくまま書いてます ゆるりとした時間のおともに

よく言ったぞ八作!「大豆田とわ子と三人の元夫」#4

 うっかり録画を忘れてしまった「大豆田とわ子と三人の元夫」。今期は見ているドラマが多いし、今週はスキップしようかなと思っていたのだが、木曜日の夜9時から見たいテレビ番組がなく、珍しく夕食の後片付けも終わっていたので、Tverで見ることに。

 今回は面白かった。初回のワクワクした気持ちを思い出すぐらい面白かった。なかでも八作(松田龍平さん)のお店で、八作と八作の親友・俊朗(岡田義徳さん)とその彼女・早良(石橋静河さん)のシーンが良かった。

 そこに至るまでの状況を簡単に説明すると、早良は八作がタイプだとぐいぐい言い寄ってきていた。その一方、俊朗は彼女にほかに好きな人がいるようだと悩み、八作に相談していた。八作は親友の彼女にもモテてしまうことにうんざりしていた。

 お店での3人のシーン。ついに八作のお店でしびれを切らした早良が俊朗に胸の内を伝え始める。早良が別れを切り出そうとしたすんでのところで八作はそれを遮って、「こんな子と付き合うのやめたほうがいいよ。俊朗にはこんな子よりもっといい子がいる。こんなやっすい女、何がいいのか分かんねえわ。」と言う。それを聞いた早良はお店を出ていき、俊朗は呆然としてしまう・・・

 まるで「スカッとジャパン」みたいだ。八作、よく言った!と思った。何も知らない純粋な俊朗を思うと早良が腹立たしかったし、こんな女のせいで友情がギクシャクしてはたまらないと思っていたからだ。

 嫌な役だけれど、早良役の女優さんがすごくオーラがあって気になるなあと思って調べてみたら、お父さんは石橋凌さん、お母さんは原田美枝子さんだそうだ。私はこのドラマで石橋静河さんを初めて知ったのだが、素敵な女優さんになりそうな予感がする。八作にフラれてしまったので、もう出演しないのかなあ。嫌な役だったけれど、見られないと思うと残念。

 今回は八作の話だけでなく、私が好きなとわ子の親友・かごめ(市川実日子さん)の話もあった。社長業をがんばるとわ子と違い、かごめは自由気ままに生きていると思っていたけれど、結構人生で苦労してきたようだ。そしてかごめは、とわ子と一緒に漫画を描いて遊んでいた小学生の頃を思い出し、漫画家にチャレンジする。小学生のときも大人になってからも、横断歩道を一人でうまく渡れないかごめの横に立ち、手をぎゅっと握って一緒に渡ってくれるとわ子は家族以上の大事な存在だ。

 かごめにはぜひ漫画家として成功してほしいと思う。そこも描いてくれているといいのだが・・・

 来週の予告によると、今週はなかった「しろくまハウジング」のシーンがあるらしい。見どころ目白押しの「大豆田とわ子と三人の元夫」である。

「ドラゴン桜」は2005&2021両方見たい

 日曜劇場「ドラゴン桜」を見ている。2005年の放送は見ていなかったので、まっさらな状態で楽しんでいる。前回とは全く別物のドラマになっているという感想をネットで見て前回も見てみたいと思っていたら、Tverで見つけた。初回、9、10、最終回の計4話が5月9日20:59まで配信されている。

 さっそく初回を見た。ストーリーよりも出演者があまりに豪華でびっくりしてしまった。阿部寛さんと長澤まさみさんが出ているのは知っていたが、生徒役に、山下智久さんと新垣結衣さんのコードブルーコンビ、小池徹平さん、中尾明慶さん、紗栄子さん。学校の理事長は野際陽子さん、教頭先生は斎藤洋介さん、先生役で長谷川京子さんやデビット伊東さんもいる。

 今は亡き野際陽子さんと斎藤洋介さんの元気な姿にじーんとする。そして、生徒役の俳優さんたちが若くてかわいい。15年前のドラマだなと思うのは、ケータイがガラケーであること、メイクが今とちょっと違うことぐらいで、意外とそんなに変わっていない。

 なぜ東大を目指すのか、という理由を阿部ちゃんが生徒たちに話すシーンはなるほど!と感心した。今はインターネットが普及しているから学歴がなくても「調べる力」があれば情報はいくらでも手に入るけれど、当時はググることさえできなかった。だから、頭のいい人は自分たちの都合のいいようにルールを作り、そうでない人たちは知らないうちに損をしたり、だまされたりしてしまう。そうならないように東大へ行け、というのは私にはとても説得力があるように思えた。

 できれば全話見たいと思っていたら、Paraviなら見られるらしい。受験勉強をしていない高3の春からどうやって学力を伸ばせるのか、中高生がいる母としても参考にしたい。