edamameのテレビブログ

テレビ番組の感想を思いつくまま書いてます ゆるりとした時間のおともに

祝・第一話放送のはずが・・・「書けないッ?!」

 テレビで「富豪教師Q」の初回が放送された。夜、リビングに集まって家族がテレビを見ているというごくありきたりな光景。でも、ふつうの家とひとつだけ違うこと、それはお父さんはそのドラマの脚本家だということである。

 自分が書いた脚本どおりに俳優さんたちがセリフを言うのを見るというのはどんな気持ちなのだろう。まさに天にも昇るくらいうれしいとはこのこと、という感じだろうか。いいなあ、よかったなあ、と思って見ていたら、翌朝プロデューサーの「視聴率が低い」という悪夢の電話で起こされる。

 脚本が出来上がるまでの苦しみだけではなかった。視聴率というとてつもないプレッシャー。脚本家って人間の心の機微を描くから結構繊細な人でないとできない仕事だと思うが、それと一緒にプレッシャーに負けない強いメンタルも併せ持っていないといけないなんて、本当に大変な仕事だと思う。

 今回のツルツルはテレビ局の打ち合わせの最中に登場。よっぽどしんどい打ち合わせなのだろうと察してしまう。そして、今回新たな展開として、娘の絵里花(=妻の連れ子)が自分の本当の父親のことを気にし始める。本当のお父さんが「富豪教師Q」に関係していたら面白そう!と思ったが、これから先どういう展開になるのだろうか。

 今回印象に残ったのは、家庭教師の仙川が夕食に酢豚を作るシーン。私も仙川先生の酢豚食べたいなあ・・・いつも鬼の形相でバタバタと料理を作っている私に、料理とは楽しみながら作るものだと思い出させてくれた。今日の夕食は少し早めに取りかかろう。そしたら鬼にならずに済むかもしれない。

 さて、来週は視聴率のことで波乱の予感。今はドラマ録画組、TVer視聴組もいるから、リアルタイムの視聴率ってあんまり重要視しなくていいような気もするが、制作側はそうはいかないのだろう。圭佑の無事を祈る。

「麒麟がくる」最終回まであと一日!

 「土曜スタジオパーク」のゲストは、明智光秀役の長谷川博己さんだ。明日はいよいよ「麒麟がくる」の最終回。

 もともとペラペラしゃべるほうではないし、明智光秀役の俳優として出ているし、生放送だし、というわけで、ぎこちない雰囲気が伝わってきて、見ているこちらもちょっとドキドキしてしまった。でも、それが彼の良さ。場慣れしていて饒舌のハセヒロなんて見たくない。

 でも、ひとたび俳優スイッチが入ると、勇壮な明智十兵衛光秀となる。ご本人は眞島秀和さんとふたりで外に飲みに行っても誰にも気づかれない薄い顔と言っていたが、甲冑は本当によく似合う。俳優のなかには演技をしていてもその俳優にしか見えない人もいるけれど、ハセヒロ光秀は明智光秀にしか見えない。

 明日は、狂気じみた信長を止めるには「本能寺の変」を起こすしかなかった光秀の心のうちを、自分なりに理解して1年間の「麒麟がくる」を締めくくろう。

 最後にひとこと。「土曜スタジオパーク」のエンディング、長谷川博己さんが画面に映っているところに左下に来週のゲストは吉沢亮さん(=次回大河ドラマ「青天を衝け」の主役)という表示があった。来週のゲストを予告したいのは分かるけれども、ちょっと無神経すぎやしないか、NHK。