edamameのテレビブログ

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ぶっちゃけ最高!「あちこちオードリー」オリエンタルラジオ


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 2023年5月3日に放送された「あちこちオードリー」のゲストはオリエンタルラジオの二人。今はYouTuberとして活躍している中田敦彦さんとテレビで活躍する藤森慎吾さん。ふたりとも吉本興業は退社済である。

 中田さんの本音トークが止まらない。これぐらい赤裸々に話せるのはテレビに忖度する必要がないからだろう。あっちゃんが言っていたことをざっとまとめてみた。

・藤森さんが事務所より自分を選んでくれたことがうれしかった。

・楽屋の話は、野球、ゴルフ、ギャンブル、仮想通貨。テレビを変える話をしたかった。

・相方は大事。雨上がり決死隊極楽とんぼを見て思った。

・ラジオ番組は未だにリスナーのメールを紙で印刷している。歴史資料博物館みたい。

・「王様のブランチ」のMCは何が楽しいのか分からない。

・ワイプが苦しかった。スタジオで話しているのに小窓でパクパクしているところしか放送されない。

・何十年も変わらないMC。良い子でいても自分たちに順番が回ってこない。

・今はテレビに出たい。ただし、ワイプ、VTRを見ること、ドッキリは嫌。

・オードリーは「あちこちオードリー」と「オールナイトニッポン」だけ本気でやっている。

・芸人の世界は価値観が決められている。例えるなら、30年間ビートルズだけがずっと素晴らしいと言っているようなもの。

・今才能のある人はテレビ局に就職しない。テレビ東京で一番才能がある佐久間宣行さんが辞めている。

・「笑っていいとも!」のレギュラー時、オードリーは脅威だった。「オールナイトニッポン」をずっと続けて武道館に行くオードリーに嫉妬。

有吉弘行さん、バカリズムさん、劇団ひとりさん、山里亮太さんには嫉妬しない。千鳥のことは面白いとあんまり言いたくない。

・嫉妬は自己肯定感の問題。今嫉妬を語れるのは過去になったから。

 面白かった。もっと聞きたかった。あっちゃんは割と強めな発言を連発しているのだけれど、それがうまくバラエティ番組として成立していた。そしてテレビで活躍したくてそれが叶わなかったあっちゃんのもどかしさもよく分かった。

 割と自由にやっているように見えるテレビの世界のほうがよっぽど閉鎖的。失われた30年って言う言葉があるけれど、テレビも本当にそうだなあと思った。

 でも、世の中は需要と供給。テレビ局の上層部も視聴者も高齢化が進んでいるので、あっちゃんがテレビでやりたい放題できるのはまだ少し先かなあ。あっちゃんのとがった笑いはシニア世代には生意気と思われてしまうような気がする。

 明石家さんまさんや所ジョージさん、笑福亭鶴瓶さんの超長寿番組が終わって、さあ、次はどうする?ってなったときがチャンスかもしれない。いざそのときが来るまで、あっちゃんには面白いお笑いのネタややってみたい番組の構想を温めておいてほしいなあ。オードリーとオリラジで番組をやったらバランスが取れていて面白そう。プロデューサーはもちろん佐久間さんで。