edamameのテレビブログ

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2周目の人生はどんな感じ?「ブラッシュアップライフ」第3話


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 人生2周目は薬剤師になっている麻美(安藤サクラさん)。家に近い調剤薬局に異動になり、朝に少し余裕が持てるようになった。

 勤務する調剤薬局では一番早く着いた人が鍵を開けるルールになっている。職場の先輩・宮岡(野間口徹さん)は、なぜか一番最初に職場に到着しても鍵を開けず、誰かが鍵を開けるのを駐車場の車のなかで待っている。

 人生1周目で祖父が早く亡くなってしまったので、麻美は祖父母の家に頻繁に遊びに行くようにしている。麻美が祖父・信博(綾田俊樹さん)が飲んでいる薬をチェックすると、飲み合わせの悪い薬であることが判明。薬を変えてもらい、祖父の体調はよくなった。これは2周目の人生で一番のファインプレー。

 そしてついに麻美にとって人生最後の日がやって来た。なっち(夏帆さん)とみーぽん(木南晴夏さん)と地元のお店で食事をするところまでは1周目と同じだったが、2周目では同級生・玲奈(黒木華さん)に声をかけられた。世間話をしていると、玲奈は彼氏の写真を見せてくれた。そこに写っていたのは麻美の職場の先輩・宮岡。

 最初は黙っていた麻美だったが、宮岡が既婚者であることをなっちたちに話す。玲奈に事実を伝えようという話になり、カラオケボックスに玲奈を呼び出す。宮岡が既婚者であることを知った玲奈は怒り爆発で宮岡に電話で別れを告げ、カラオケは大盛り上がり。その後に寄ったコンビニの前で4人がしゃべっていると、1周目の人生で麻美を轢いたトラックが走り過ぎて行った。麻美は思わずガッツポーズ。

 週が明け、宮岡は薬局の鍵を開けるようになった。玲奈と別れて心を入れ替えたのかと思うが、変化はそれだけ。

 ある日、少し遠いお蕎麦屋さんでランチを食べようと職場から自転車で出かけた麻美は、撮影現場に遭遇し、前野朋哉(ご本人)を見かける。前野朋哉に気を取られて道路に飛び出した麻美は、車にはねられて死んでしまった。

 死後案内所で受付係(バカリズムさん)に、来世はサバだと言われた麻美。オオアリクイよりはいいが、やっぱり人間がいい。麻美は3周目の人生を始めることになった。今回はこれでおしまい。

 人生2周目で麻美が薬剤師になるのは必然だったんだなあと思った。飲み合わせの悪い薬を飲んで体調を崩していた祖父と、既婚者と知らずに付き合っている同級生を助けたのは素晴らしい。2周目の人生、やった甲斐があるというものだ。

 その一方で、知らなくていいことも知ってしまう。私は今回のストーリーではこちらのほうが気になって仕方なかった。

 ランチタイムに恋愛話で盛り上がる同僚と、雑誌に載るほどビジネスで成功している元カレ。自分がいたときは職場の愚痴しか話さなかったのに、自分と付き合っているときはギャンブル三昧だったのに。自分と関わっていたときよりも明らかに幸せそうな彼らの姿を見るのはつらいだろうなあ。彼らが幸せなのは、自分が関わっているかいないかだけでなく、他の要素もたくさんあるんだろうけれど、やっぱり引っかかっちゃう。まさに知らぬが仏。

 さて、次回は麻美の3周目の人生。3周目って情報量多過ぎやしないか。私ならいろんなことがごちゃ混ぜになって、訳が分からなくなってしまいそう。でも麻美は賢いので、3周目ならではのファインプレーをきっと見せてくれるに違いない。それから、1周目も2周目もうっかり道路に飛び出して死んじゃっているから、そこは学習してほしいなあ・・・。