edamameのテレビブログ

テレビ番組の感想を思いつくまま書いてます ゆるりとした時間のおともに

画商プロジェクト大好き!「誰も知らない明石家さんま」


スポンサードリンク

 2022年11月20日に放送された「誰も知らない明石家さんま」はどの企画も楽しく、3時間があっという間だった。画商プロジェクト、欽ちゃんとさんまさんの再現ドラマ、恋のから騒ぎ。途中で飽きたらお風呂に入ろうと思っていたのに、気が付けばすべてリアルタイムで見ていた。

 なかでも私が一番楽しんだのは「画商プロジェクト」。今までの画商プロジェクトは、まだ有名になっていないアーティストの作品をさんまさんが巧みな話術でギャラリーに来たセレブに買ってもらうというもの。さんまさんがアーティストにアドバイスをすることもある。

 この企画はもはやその場限りの楽しいバラエティではなく、ある一人の人間がさんまさんと出会うことによって夢を叶えていく壮大なドキュメンタリーだ。この番組のおかげで画家の仕事だけで食べられるようになった、という話を聞くと、私までうれしい気持ちになる。もちろんさんまさんがいるところには笑いがあるので、純粋にバラエティとしても面白い。

 今回の舞台はギャラリーではなく、オークション会場。さんまさんは進行役。オークションなので欲しい人が複数いればどんどん値段はつり上がって会場も盛り上がっていくが、もし欲しい人が誰もいなければそれでおしまい、というとてもシビアな状況である。オンラインで参加している海外のセレブもいる。

 お笑いモンスターのさんまさんといえど、バラエティではない、緊張感漂う本物のオークション会場を仕切るのはたいへんだろうなあと少し心配していた。ところが、さんまさんは、プライベートトークを挟んだり、会場にいた赤ちゃんに声をかけたりして、いたっていつものさんまさんだった。そのトークが場を和ませ、落札金額を上げることにもつながっていく。お笑いモンスターはどこでも本領発揮できるんだと、そのすごさを再認識。

 予想以上の高額で落札され、涙を流しているアーティストもいた。コロナの感染対策でマスクをしているため顔全体の表情は分からないが、目だけでもうれしさが十分伝わってくる。

 今回興味深かったのは、オークションに海外のセレブが参加していたこと。そしてそれを意識した日本っぽい作品も出品されていたこと。この企画を通じて、アニメやマンガのように日本のアートも世界で愛され評価されるようになったらいいのになあ。

 次回が今から待ち遠しい。