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「勝手に紅白歌合戦!」が面白かった「テレ東音楽祭2022夏」


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 今回はどんな趣向なんだろうと毎回楽しみにしている「テレ東音楽祭2022夏」。司会は国分太一さんと広末涼子さん。遠くから飛んできた鷹が国分太一さんの腕に見事に着地するパフォーマンスから番組が始まった。

 長時間の番組なので、ほぼながら見。途中料理をしたり、お風呂に入ったりと中座しながらも楽しいひとときだった。

 なかでも私が一番楽しかったのは「勝手に紅白歌合戦!」という企画。これは1980年から1990年に流行った曲を男女一組ずつ取り上げていくというもの。

 「勝手に紅白歌合戦」曲名一覧

1980年 松田聖子さん「青い珊瑚礁」・沢田研二さん「TOKIO

1981年 寺尾聡さん「ルビーの指環」・河合奈保子さん「スマイル・フォー・ミー」

1982年 シブがき隊「100%・・・SOかもね!」・岩崎宏美さん「聖母たちのララバイ

1983年 中森明菜さん「禁区」・THE ALFEE「メリーアン」

1984年 チェッカーズ涙のリクエスト」・早見優さん「誘惑光線!クラッ!」

1985年 安全地帯「悲しみにさよなら」・石川秀美さん「愛の呪文」

1986年 少年隊「仮面舞踏会」・斉藤由貴さん「悲しみよこんにちは

1987年 荻野目洋子さん「六本木純情派」・近藤真彦さん「愚か者」

1988年 光GENJIガラスの十代」&「Diamondハリケーン」・工藤静香さん「MUGO・ん・・・色っぽい」

1989年 中山美穂さん「Virgin eyes」・男闘呼組「TIME ZONE」

1990年 B.B.クイーンズ「おどるポンポコリン」・忍者「お祭り忍者」

 この企画の後に工藤静香さんが登場したので、その世代の人たちに当時を思い出してもらおうということなのだろう。私はまさにその世代の人なので、この企画はとても楽しかった。

 この20曲のなかであんまり記憶に残っていない曲が3曲ほどあったことはさておき、私は岩崎宏美さんにびっくりした。「聖母たちのララバイ」が流行っていた頃、小学生だった私はお風呂に入りながら歌っていた。誕生日が同じという親近感もあり、岩崎宏美さんの大人っぽい雰囲気と圧倒的な歌唱力がとてもかっこよくて好きだった。

 岩崎宏美さんが「聖母たちのララバイ」を歌っている映像に「23歳」とテロップが出た。23歳であの貫禄があったとは。当時私は小学生だったので、18歳も23歳も28歳もひとくくりで大人としか見ていなかったので何も思わなかったけれど、彼女は比較的大人びている23歳だったのか、当時の23歳はわりとみんな大人びていたのか、今映像を見ると不思議な気がする。

 この20曲のラインナップのなかで、唯一バリバリ現役なのが「おどるポンポコリン」。調べてみたら、今もちびまる子ちゃんのオープニング曲だった。歌っているのはB.B.クイーンズではなく、ももいろクローバーZ。歌い手は違えど32年前に作られたのに曲そのものに古い感じがしないのは、歌詞が不思議ワールド全開だからかなあ。もしかして時代がやっと追いついたってことなのか。

 オープニングで登場した鷹が番組終了間際にもスタジオに来ていた。がんばって働いているなあ。でも、自然界にはないスタジオのライトとか大音量は大丈夫なのかなとちょっと心配になっちゃった。

 「テレ東音楽祭」は今秋にも放送を予定しているという。今回、コロナ対策でアクリル板の仕切りをしたり、密にならないように工夫して放送していると言っていたが、秋にはどんなふうになっているのだろう。やっている感を出しているだけのアクリル板はなくなっているといいなあ。ま、コロナ対策はなんであれ、私は国分太一さんと広末涼子さんのMCが心地よいので、次回MCもこのお二人でお願いします。