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どうした?錠一郎「カムカムエヴリバディ」#56


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 錠一郎(オダギリジョーさん)は定一(世良公則さん)との思い出をるい(深津絵里さん)に話した。自分の名字も「じょういちろう」という名前の漢字も知らない錠一郎に、「大月錠一郎」という名前を付けたのが定一だった。錠一郎という名前には「定一」が含まれている。定一がいつも僕のなかにいてくれていると錠一郎は話す。

 錠一郎は定一の喫茶店で雑用をしながら、出入りしているバンドマンにトランペットを教わり、巡業について回るようになっていた。そんなある日、巡業先の大阪で錠一郎は定一が亡くなったことを知る。さらに定一がジャズ喫茶「Night and Day」の先代のマスターに「自分に何かあったら錠一郎のことを頼む。」と伝えていたことも初めて知ったという。

 ジャズ喫茶の入り口で、荷造りを手伝ったるいを錠一郎は見送っている。るいは寂しい気持ちでいっぱいだ。ステージが終わったら東京で一緒に暮らす部屋を探そうという錠一郎にうなずくるい。そして、いつもるいを「サッチモちゃん」と呼んでいる錠一郎が突然「るい」と呼んだ。るいにも「大月さん」ではなく、「錠一郎」とか「ジョー」と呼んで欲しいとも。

 錠一郎は東京に到着。笹川(佐川満男さん)が錠一郎に用意した部屋はとても広く、グランドピアノが置いてあった。さっそく錠一郎はトランペットを取り出し、演奏を始める。すると、奈々(佐々木希さん)がピアノを合わせた。笹川社長は奈々が淹れた紅茶を飲みながらそれを聴いている。

 錠一郎が東京に行って1ヶ月が過ぎた。ジャズ喫茶で木暮(近藤芳正さん)と話するい。錠一郎と会えずに寂しそう。遠慮して手紙のやり取りもしていないというるいに、ベリー(市川実日子さん)は「あほちゃうか。」と一喝する。奈々がジョーを狙っていると断言するベリーにるいは「大丈夫です。信じています。」と全く気にしていない。

 錠一郎のレコーディングは順調に進んでいた。

 るいは本を見ながらに煮物を作り、和子(濱田マリさん)に味見をしてもらった。和子に「いい奥さんになるで。」と太鼓判をもらい、るいはうれしそう。

 ところがある日、錠一郎はなぜか演奏がうまくできなくなってしまった。

 月日は流れ、12月。そんなことは知らず、るいはクリスマスになったら錠一郎と会えると楽しみにしている。ところが、クリーニング店にやってきたトミー(早乙女太一さん)からジョーのデビューコンサートは延期になったと知らされた。今日はこれでおしまい。

 やっぱり暗雲が立ち込めてきた。デビューに全力を注いできた錠一郎に突然やって来た不調。そして弱ってきたときに一番近くにいるのが社長令嬢の奈々。ベリーの言うとおりの展開になりそうだ。明日はどんなことになるのだろう。るいの寂しそうな顔はもう見たくないから、どうかこの危機を回避して欲しいと思う。

 今日の発見は、「錠一郎」に「定一」という漢字が含まれているということ。毎日カムカムを見てブログを書いていたのに、全然気が付かなかった。確かに錠という漢字は珍しいなあと思っていたけれど、そこまで思い至らなかった。

 そして定一さんがもう亡くなっていたとは・・・。定一が喫茶店でサニーサイドを聴いているときに、息子の健一(前野朋哉さん)が帰って来たシーンを思い出す。あれは天国だったのかな。

 うれしかったのは、思いがけず、今日も定一のサニーサイドを聴くことが出来たこと。以前の進駐軍クラブでのサニーサイドは圧巻だったが、今日の軽く口ずさむサニーサイドも素敵だった。世良公則さんの声にしぐさにほれぼれする。

 早いもので明日は金曜日。どんなふうにまとめてくるのだろう。権力に屈する錠一郎も、社長令嬢の美貌にほだされる錠一郎も見たくない。

 

※定一が健一と再会したシーンの日のブログはこちらです。よかったらどうぞ。

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