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タケシのおかゆ「サムライカアサン」第4話


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 今回の「サムライカアサン」は、「おかんとタケシと風邪物語」と「伊佐木家 家族旅行」の2本立て。

「おかんとタケシと風邪物語」

 高校生になった息子でも風邪で熱を出して寝込んでいたらやっぱり心配だなあと思いながら見ていた。よい子(城島茂さん)はタケシ(大西風雅さん)が眠れるように絵本を読み聞かせしようとしたり、熱いうどんをフーフーと息を吹きかけて冷まそうとしたり、重度の過保護っぷりだった。

 どんな展開になるのかと思ったら、翌日になってよい子が高熱でダウン。すると元気になったタケシがお母さんのためにおかゆを作った。味のないおかゆだったけれど、よい子はうれしくて泣きながら食べたので、おかゆに涙が入って味はついていたという。タケシ、優しい子に育ったんだね。子供がおかゆを作ってくれるなんて、母親冥利に尽きるね。

「伊佐木家 家族旅行」

 よい子が家族旅行の招待券をもらってきた。バイトがあるから旅行は行かないと渋るタケシをよい子は無理やり連れて行く。この日はよい子とジョージ(有野晋哉さん)の20回目の結婚記念日だった。その夜は家族3人川の字になって手をつないで寝た。これはよい子がタケシに一生のお願いと言って実現したもの。タケシは両手が自由にならず、よく眠れなさそう。

 高校生だと親との旅行は面倒くさいだけかもしれないなあ。それなのに、よい子は一緒にお風呂に入ろうとか、川の字で寝ようとか、ドン引きリクエストが多すぎる。それでもタケシは母の願いを聞いてくれる。しょうがないなあという感じなのかな。実は子供のほうが精神年齢が高いのかもしれない。

 

 今回のストーリーはよい子がかなりぶっとんだ過保護ぶりだったので、あんまり共感できなかった。でも風邪物語のなかで「一人暮らしをしたら世話させてくれるのかなあ」というよい子の独り言はズキッと来た。

 うちの中高生はいつまで一緒に住むのだろうか。一人暮らしをすることになったらやっぱり母は寂しいんだろうなあ。でもいずれ自立して欲しいという気持ちもあって、思いは複雑だ。お母さんって子供が大きくなってもいろいろあるなあ・・・「サムライカアサン」は子離れの予習をするために見ているのかもしれない。