edamameのテレビブログ

テレビ番組の感想を思いつくまま書いてます ゆるりとした時間のおともに

第2話も絶好調「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」


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 第2話も期待のはるか上を行く面白さだった。オダギリジョーさんの警察犬オリバーにはもはや何の違和感もなくなっていた。そして今回も不意打ちでやってくる笑いが最高。それでいて、11年前に行方不明になった少女が遺体で発見された事件がしっかり描かれている。

 そんな視聴者の心をグッとつかんでいる素晴らしいドラマだというのに、実を言うと私はストーリーをあまり追えていない。というのも、私は怖い人とかヤクザやチンピラが出てくるドラマがとても苦手なのだ。そのため、松重豊さんや永山瑛太さんが出るシーンになるとセリフがあまり頭に入ってこない。怖い人が1グループだったら雰囲気でなんとなく理解できるのだが、怖い人が複数グループだとお手上げ。そして、怪しげな橋爪功さんもいる。特に永山瑛太さんはチンピラがハマりすぎ。来週の放送を見たらストーリーが分かるだろうと期待している。

 今回の放送で一番心に響いたのは、漆原(麻生久美子さん)の「コロナに立ち向かったのよ。あの大変な時期を乗り越えたじゃないの。コロナ以上の何に怖がるのよ。」というセリフ。私たちは今は終わりの見えないコロナ禍にいるけれど、コロナが収束したらこんなふうにたくましくなっていたいなあと思わずにはいられなかった。これは脚本を書いたオダギリジョーさんの願いでもあるのだろう。

 でも漆原はそんなカッコイイことを言った直後にユキナ(本田翼さん)のことを間違えてコロナと呼んでしまう。真面目なメッセージのあとに忘れずに笑いを取りに行っているのがさすがだと思う。脚本も演者も素晴らしい。もしかしてユキナという役名はこのためだったのか。

 それから久しぶりに「志茂田景樹さん」という名前が出てきたのも楽しかった。そういえば近頃テレビで見ていないなあと検索したらTwitterをやっているし、ご自身でHPも持っていた。あとでじっくり読んでみたいと思う。私のように志茂田景樹さんを検索した人、たくさんいるんじゃないかな。

 来週は最終回。殺人事件の真相以外にも気になることが山ほどある。スーパーボランティア(佐藤浩市さん)とホームレス(柄本明さん)は何を知っているのだろうか、もしや事件に関わっているのだろうか。それと元鑑識課のライター(永瀬正敏さん)は何を暴いてくれるのだろうか。橋爪功さんは何者なのか。

 テレビ番組表をチェックしたら最終回の放送時間も45分だった。着ぐるみオリバーも見納め。このドラマは見どころが多くて見るのにエネルギー&集中力が必要なので、来週金曜日は体力温存で過ごさなくては。