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2021年夏の高校野球まとめ


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 2021年8月29日(日)に第103回全国高校野球選手権大会が終わった。昨年の夏の高校野球はコロナウィルスの流行を懸念して中止になったので、2年ぶりの開催となった。今回はコロナに関連したことに限らずいろいろなことが起こった。時間が経つと忘れてしまうので、今回の高校野球を簡単にまとめておく。

 

 2021年夏の高校野球 印象に残ったことベスト3

1 コロナウィルス感染により宮崎商と東北学園が出場辞退

2 大阪桐蔭vs東海大菅生の試合が雨天コールド

3 決勝が智弁和歌山vs智弁学園(奈良)の兄弟校対決

 

1 コロナウィルス感染により宮崎商と東北学園が出場辞退

 宮崎商は選手ら13名の感染が分かったため、初戦の智弁和歌山との試合を辞退。また、宮城県代表の東北学園は初戦は勝利したが、次の松商学園(長野)との対戦前に選手1名の感染が分かり出場を辞退した。2校とも出場停止ではなく、学校の申し出によるものである。

 甲子園は高校球児にとっては夢の場所なので、コロナ感染対策は本当に気を付けていたと思う。それでも2校に感染者が出てしまい、試合をすることが出来なかったというのは本当につらい状況である。地方大会でも野球部と関係ないところでコロナ感染者が出た米子松蔭高校(鳥取)が出場辞退したが、世論を受けて出場可能になるというケースもあった。

 コロナウィルスの感染者が出た場合のガイドラインはどこまで出来ていたのだろうか。2校は辞退という形を取ったけれど、そもそも学校に判断させるものなのかという疑問もある。明確なルールを設け、円滑に運営できるようにしてほしい。

2 大阪桐蔭vs東海大菅生の試合が雨天コールド

 今回の大会は本当に晴天に恵まれなかった。長雨で何日も試合が出来ない焦りから生まれてしまったとしか言いようのない試合が、8月17日の大阪桐蔭vs東海大菅生(西東京)の雨天コールドゲームだ。大雨で試合が中断したのが8回。コールドが成立するのは7回と決まっており、そのまま試合は再開されずに大阪桐蔭の勝利となった。

(8/17のブログにこの試合について書いていますのでよかったら読んでください。→ https://edamametime.hatenablog.com/entry/2021/08/17/165355)

 このほかに近江(滋賀)vs日大東北(福島)の試合も雨のためノーゲームとなり、翌日ふたたび試合が行われている。 

 今回の大会で、予定通り試合が出来なかった日は、8月9日、12日、13日、14日、17日(1試合のみ雨天コールドで成立)、18日、19日(1試合ノーゲーム、午後の2試合は成立)。全部で7日間も雨の影響を受けた。

 日本全国から集まる野球大会。どんどん勝ち進んで滞在が延びるならうれしいけれど、雨で何日も待機というのは精神的にも金銭的にも負担になってしまいそうだ。熱中症リスクもあるので、ドーム球場での開催も考えてもいい時期だろうと思う。

 ちなみに西東京大会は準決勝と決勝は東京ドームでの開催だった。慣れない照明の光でボールを見失うというプレーもあったが、やはりドームでの試合は特別な感じがして見るのも楽しかった。

3 決勝が智弁和歌山vs智弁学園(奈良)の兄弟校対決

 今回の大会はどうしてもコロナとか雨とか野球の本質とは関係のない話題が多かった。そんななかで決勝は兄弟校対決となった。試合そのものが話題になって私もうれしかった。智弁和歌山智弁学園。広島カープっぽいユニフォームの両チームの対決は日程が延びに延びて8月29日(日)。夏休みももう終わりという日曜日に行われた。

 智弁和歌山がリードを守りきり、終わって見れば9-2で優勝した。私はこの試合を半分ぐらいラジオで聞いていたのだが、両チームとも智弁なので、校名を最後まで注意深く聞かないといけないということに途中で気が付いた。また、画面を見ると無観客なのは一目瞭然だが、ラジオでは無観客をあまり意識することがなかった。録音された音源もきれいに聞こえた。

 

 閉会式を見ながら、高校野球は終わったんだなあとしみじみ思った。長い夏が終わった。