edamameのテレビブログ

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今週もドキドキハラハラ「TOKYO MER」


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 東京オリンピック開催中だが「TOKYO MER」はお休みなくオンエア。手に汗握る東京オリンピックに負けないくらいドラマもドキドキする展開だった。

 今回のミッションはトンネルの崩落事故で巻き込まれた人たちの救助。移植手術のための心臓を運搬している医師も事故に遭っていた。救助した人のなかに移植ネットワークの職員がいたことから、その医師が現場に取り残されていることに喜多見(鈴木亮平さん)は気づくが、現場の状況が悪く、その医師の救助が思うように出来ない。

 一方、心臓が届くのを見込んで少女の手術を始めた高輪(仲里依紗さん)は心臓が届かないこと、運搬をしている医師に連絡が取れないことに不安になる。しばらくしてその医師が事故に巻き込まれたことを知るが、ギリギリまで移植手術の可能性を信じて心臓の到着を待つことに。だが、タイムリミットが近づいてきたので、移植手術を止める選択をする。

 身動きの取れない医師の救出は難航したが、喜多見は医師から心臓が入っているバッグを受け取り、音羽賀来賢人さん)に引き継ぐ。心臓が破損していないことを音羽が確認し、心臓はバイクでオペ室へ。高輪は音羽と喜多見に電話で説得され、移植手術の準備を再び始める。

 崩落事故に巻き込まれた医師の手術と少女の移植手術。どちらも命の危険があったが、無事に成功。今回もお決まりの「死者はゼロです。」も健在。

 これはドラマだから患者さんはきっと助かると思って見ているけれど、毎回本当にハラハラさせられる。今回は事故現場の患者さんの救出に加えて、タイムリミットのある移植手術。私がもしMERで働いていたら毎日クタクタになりそう。

 危険を顧みずに人命を最優先する喜多見の仕事ぶりに尊敬する気持ちが芽生えたのか、音羽の冷酷な感じがちょっと薄まってきた感じがする。このままうまくいってほしいけれど、ドラマの展開的にはそんなにすんなりとはいかないだろうなあ。

 それから、私は今まであんまり仲里依紗さんのドラマを見たことがなかったが、かわいい雰囲気のまま医者を演じても違和感が全くないことに気が付いた。仲里依紗さんの演技力に今後も注目していきたい。

 さて、このドラマの最後には必ず「すべての医療従事者の皆さんへ 最大の敬意とエールをこめてー」というテロップが入る。先週金曜日から東京オリンピックが始まり、コロナのニュースが報道される割合はとても減った。だから、このテロップを見てハッとした。報道が減っても、コロナウィルスが減ったわけではない。そのことを肝に銘じて暮らしていかないといけないなあと改めて思う。

 MERが急行した現場は、バスの事故→工事現場の事故→立てこもり事件→トンネル崩落事故。そして来週はエレベーター火災。こんなに大事故が続く街って呪われているのかって? いやいや、これはドラマである。