edamameのテレビブログ

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思わず見入った林先生と落合陽一さんの対談「日曜日の初耳学」


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 「ドラゴン桜」を見てそのままテレビをつけっぱなしにしていたら「日曜日の初耳学」が始まった。

 番組開始から25分間放送された林修先生と落合陽一さんとの対談はとても見ごたえがあった。今日の放送全部この対談でよかったのに、と思うぐらいだった。

 レッドオーシャン(競争の激しい市場)とブルーオーシャン(競争のあまりない未開拓の市場)の話のなかで、「ガッツはレッドオーシャン」という面白い表現が出てきた。落合さんが同席していた就職試験の面接で自分の取り柄を「ガッツがあること」と言った人がいたそうで、ガッツなんてみんな持ってるよ、というのをもっともらしく言った言葉である。

 林先生は東進で最初は数学の先生になるつもりだったが、数学はレッドオーシャンだったので、ブルーオーシャンの現代文の先生になったそうだ。やっぱり先見の明があるんだなあ。

 また、今は時代が変わって、プロじゃなくても生きていけるようになった、と落合さんは言う。それまではプロは専業でなければいけなかったが、今は二刀流、三刀流、四刀流でもやっていける時代になった。そして、自身もいろんな顔を持つようになったことで、やりたいことだけをやれるようになったそうだ。専業のときは、やりたくないこともやらなければならなかったという。

 私は今まで落合さんの話している姿をあまり見たことがなかった。本の表紙の写真の落合さんはクールな感じで近寄りがたいイメージだったけれど、実際はとてもフランクでユーモアのある楽しい方だった。

 メモを取らずに見ていたので録画しておけばよかったと思ったら、TVerでもYouTubeでも配信しているらしい。今のテレビは本当にありがたい。もう一度見て、ふたりの賢者の言葉を全部吸収したいと思う。