edamameのテレビブログ

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5人そろうと絵になるTEAM NACS「行列のできる法律相談所」


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 4月25日放送の「行列のできる法律相談所」は明石家さんまさんがMCの3時間スペシャル。前半は、売れなくて困っている商品をさんまさんのアイデアで売ろうという企画がとても面白かった。高級オリーブオイルも剣山も鳩レースも野菜フォルムのオカリナも、さんまさんのアイデアトークで商品価値が爆上がりするだろう。「アメリカンドリーム」ならぬ「さんまちゃんドリーム」。

 そのワクワクした感情のまま見ていたら、大好きな5人組、TEAM NACS(チームナックス)が出てきた。結成25周年だという。

 私はまだ一度も彼らのお芝居を見に行ったことがないので、筋金入りのファンではないかもしれない。でも、5人がそろって出演した「ホンマでっか!?TV」や「金スマ」は見ているので、おおよそのエピソードは知っている。そして「水曜どうでしょう」はたぶん半分ぐらい見ている。「大泉エッセイ」は3回読んだ。私は読書好きだが、複数回本を読むことはめったにないので、この回数は珍しい。今まで読んだ本のなかで好きな本を3冊選べと言われたら、「大泉エッセイ」は必ず入れる。私のファンレベルは、お茶の間ファンよりは上だという自負はある。

 ついつい思いを書き連ねてしまったが、それぐらい好きなTEAM NACS。もしリーダーの森崎さんが東京の証券会社を辞めて北海道に戻ってこなかったらこの集団は存在しなかった。TEAM NACSは芸能界での存在感はもちろん大きいけれど、それ以上に北海道の知名度アップの功績は計りしれないと思う。もちろん観光やグルメで北海道は昔から人気があったし、北海道出身の芸能人もたくさんいる。でも、北海道を全面に押し出して売り出す芸能人という意味ではやはり彼らがダントツだ。

 今でも記憶に残っているのは、大泉洋さんが東京のテレビ番組に初めて出たとき。私が当時よく見ていたインターネットの掲示板には北海道民から洋ちゃんへの応援と心配の声がたくさん書かれていた。大泉さんは地元から本当に愛されているんだなと感じたと同時に、この人たちの思いが強すぎてにわかファン(当時の私)はこの輪には入れないなとも思った。

 さて、「行列」では、彼らの個性的というか強烈エピソードのオンパレードだった。再現VTRでTEAM NACSを芸人5人が演じたのがとても面白かった。役は以下のとおり。

森崎さん → TIM レッド吉田さん

安田さん → オードリー春日さん

戸次さん → AMEMIYAさん

大泉さん → ジャンポケ斉藤さん

音尾さん → かみなり まなぶさん

 最初、春日さんは安田さんっぽくないなあと思っていたが、ヤスケンの目に見えない超ド級個性にはやはり春日さんぐらいの個性がないとできないだろうと納得した。この人選をした人、うまいなあと感心した。

 そして感動したのは、あこがれの芸能人とのご対面。5人がそれぞれ会いたい芸能人をリクエストして一人だけ夢が叶うというよく見かけるコーナーだが、ゲストに登場したのは声優の田中真弓さん。リクエストした戸次さんはまさか田中さんがバラエティ番組に出てくださるとは思っておらず、うれし泣き。本当に会いたかったんだろうなあというのが伝わってきて私もうれしい気持ちになった。

 戸次さんは田中さんに大好きなアニメ「天空の城ラピュタ」の名シーンを一緒に再現してほしいとお願いした。田中さんは一瞬で表情がキリっとお仕事モードに切り替わり、戸次さんもさすが俳優さんという声で、素敵な共演となった。私はラピュタは見ていなかったので、もし見ていたらもっと響いただろうなあとちょっと残念だった。

 TEAM NACSは今、公演の真っ最中。千秋楽はストリーミング配信があるそうだ。公演名は「マスターピース~傑作を君に~」。シナリオライターの話だという。これを見たら堂々とTEAM NACSファンと名乗ってもいいかな。