edamameのテレビブログ

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中居くんがいればテレビ業界は安泰だと確信した「中居正広 ON AND ON AIR」


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 テレビブログでラジオのことを書くのは少しはばかられるが、4月3日に放送されたニッポン放送の「中居正広 ON AND ON AIR」は本当に素晴らしかった。

 radikoで4月7日11:14までタイムフリーで聴けるそうだ。30分間、何かをしながらでもいいので、ぜひ聴いてほしい。もしそれ以降にこのブログを見た方は、申し訳ないけれど、この拙いブログを読んでくださいませ。

 このラジオ放送では、中居くんの、自身が司会をする番組に対する思いがぎっしりつまっている。テレビではふざけていたり、ただただ楽しそうに出演している中居くんだが、こんなにも真剣に番組やスタッフのことを考えているということを知り、私は中居くんがいる限りテレビ業界はずっと安泰だと確信した。

 先月、中居くんの冠番組「新・日本男児と中居」が最終回を迎えた。この番組の放送期間は2年弱なのだが、この番組の終了は、1996年に始まった「中居くん温泉」という番組以来、ずっと中居くんが司会をしていた日テレの深夜枠が25年目で終了したことを意味する。

 ラジオで中居くんはゴールの見えないバラエティーの難しさを語っていた。ドラマはクランクアップ、舞台は千秋楽という目に見えるゴールがある。でもそれがないバラエティ番組を続けることは、見ている私たちには分からない苦労がたくさんあるようだ。ゴールの旗が見えない道をがむしゃらに進んで行って、急にゴールの旗が出現したときの喪失感は想像できない。芸能人はメンタルが強くないとできない職業No.1だろう。

 また、中居くんは番組が終了することにより、スタッフの仕事をひとつ失くしてしまったことに対して申し訳ないとも言っていた。自分の仕事がひとつなくなっちゃったことだけでなく、番組スタッフのこれからの仕事のことも考えているんだ、と私は中居くんの優しさ、思慮深さにとても感動した。

 それから、先日の「音楽の日」については、気心の知れたスタッフさんや安住アナウンサーとともに理想の音楽番組ができたと語った。今までやっていた、歌手のパフォーマンス中に司会の中居くんや安住さんをカメラで抜くということを今回は止めてもらったという。確かに今回の「音楽の日」は見やすかったと思っていたが、それはそのおかげだったのかもしれない。

 芸能界は「映ってナンボ」の世界だというのに、自分がテレビに多く映ることよりも上質な番組作りを優先するというのは、なかなかできることではないと思う。中居くんは自分がほめられるより、番組がほめられるほうがうれしいとも言っていた。国民的アイドルのSMAPのリーダーで、相当チヤホヤされていただろう彼がこんなふうに考えられるということはとても感慨深い。

 前のブログでも書いているが、私は中居くんと同い年だ。若くてとんがっていた頃の中居くんも覚えているから、なおさら今の中居くんを尊敬している。

 ちなみにこの日のラジオの1曲目は、TOKIOの「LOVE YOU ONLY」。事務所を退所する長瀬くんと株式会社TOKIOの3人へのさりげないエールだろう。

 中居くんへの思いが多すぎて、とても長いブログになってしまった。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。