芸能ニュースでとある株式会社が紹介された。株式会社の設立が芸能ニュースになるって、よく考えると面白い。その会社名は「株式会社TOKIO」。
ボーカルの長瀬くんがTOKIOを脱退し、ジャニーズ事務所を退所したのが2021年3月31日。そしてその翌日、かねてから設立が発表されていた「株式会社TOKIO」のHPが閲覧できるようになっていた。ホームページに入るとまず出てくるのが２分間のムービーだ。最初に音声のONとOFFが選べるのもうれしい。
城島くん、太一くん、松岡くんの３人が、都会ではスーツに身を包み颯爽と歩き、山の中では作業着で大きな木を切る。今までTOKIOって親しみやすくて好きだったのだが、このムービーで「あれ？もしかしてTOKIOってめちゃめちゃかっこいい集団だった？」と気が付いた。ジャニーズなので顔や表情はもちろん良いのだが、ハッとするぐらいかっこよかったのが後ろ姿。
年齢的には中年の３人。なのに、背中に年齢と言うか、おじさんの哀愁とかくたびれた感が全くない。普通のサラリーマンと同じスーツを着ているからこそ、普通の人との違いが歴然と出ているのだと思う。まあ、松岡くんはイメージどおりのスーツ姿だったけれど、私が一番びっくりしたのは太一くんだ。太一くん、スーツ姿がこんなにかっこよかったんだね。「ビビット」のときは真矢みきさんの美しさに圧倒されてて、太一くんのかっこよさに気が付かなかった。
太一くんはTwitterも始めていて、それによるとフマキラーの社長さんと会長さんにCMの企画プレゼンをして、むちゃくちゃ緊張したらしい。それを読んで、お飾りやパフォーマンスではなく、本物の会社員なんだと感動している。
実は２０年以上前に、私は職場のTOKIOの大ファンの先輩に誘われてコンサートに行ったことがある。そのときはメジャーな曲しか分からないままコンサートに行ったのだが、本当に楽しかった。今でも印象に残っているのは、太一くんがキーボードを弾きながら笑顔でぴょんぴょんジャンプしていた姿。TOKIOって楽しくていいグループだなあと思った。
もしかしたらもうTOKIOのライブは開催されないかもしれないけれど、新たなフィールドで活躍する３人を心から応援したい。そして、山口くんは病気をしっかり治し、長瀬くんは自分の道を切り開いていってほしい。ものづくりを経験してきたたくましいTOKIOなら何でもできると信じている。
