edamameのテレビブログ

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面白い絵を笑っていいんだよね?「アメトーーク3時間SP」


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 「アメトーーク3時間SP」と「今夜はナゾトレ2時間SP」。どちらを見るか迷った。どっちも見たいけれど、録画して後で見るほどでもない。とりあえず、早い時間にスタートした「アメトーーク」を見始めた。

 ゴールデンタイムのアメトークSPのすっかり定番となった「絵心ない芸人」。絵心がないという表現はオブラートに包まれていてふわっとしているが、要は絵が下手な人たちにちょっと難しいお題の絵を描いてもらい、それをみんなで笑って楽しもうという企画だ。

 一番最初に「絵心ない芸人」が放送されたのはいつだろう。そのとき正直戸惑った。それまでは誰かが一生懸命描いた絵を笑うことはダメなことと思っていたのに、笑っていいんだよ、むしろ大笑いしてくれよ、という真逆の状況になったからだ。

 2018年のR-1グランプリで優勝した濱田祐太郎さんを見たときも、笑っていいのか迷った。彼は目が見えないのだが、それをネタにしたお笑いをしていた。お笑い芸人になって、自らそれを笑いにしているのだから、面白かったら素直に笑おう、と思うことにした。彼は私たちを笑わせたのであって、笑われたのではない。だから笑っていいのだ。

 話はアメトークに戻るが、私はこの芸人さんたちの絵を笑えるほど絵はうまくない。でも笑っていいかなと思うのは、この芸人さんたちはお笑いのスターであり、この企画に賛同している(=自分の作品を笑いにしてかまわない)からである。こんな意外な不得意分野があるんだと知ると、成功している芸能人にも親しみがわく。

 今日の絵心ない芸人にロザンの宇治原さんが出ていなかった。残念だなあ・・・と思っていたら、「今夜はナゾトレ」に出演しているのを発見。そうか、裏番組は出られないからかと納得した。次回はぜひ火曜日以外にアメトークをやってほしい。