今日の「ぐるナイ」は、「ゴチになります」ではなく新企画2本立てだった。コスプレをしている人は誰かを当てる「ダレダレ?コスプレショー」と動物などのアバターになった芸能人6人が誰だか分からない状態で大喜利をやる「アバター大喜利」。
私好みの企画でどちらもとても面白かった。「コスプレショー」は誰がコスプレをしているかを当てるコーナーだけれど、結構本格的なコスプレなので、コスプレそのものを見ているだけでも楽しい。桃太郎電鉄好きなので、宮下草薙の草薙さんがキングボンビーのコスプレをしているのが一番面白かった。でも、このコスプレショーはとても手間暇かかりそうだし、ネタも限りがありそうだから、たまにやるぐらいがちょうどよさそうな気がする。
一方、「アバター大喜利」は毎週でもやって欲しいと思うぐらいの大ヒット企画(と私は思う)。顔が売れている芸能人をあえてアバターにして、誰か分からない状態で大喜利をするというのはとても贅沢で斬新だ。大喜利の答えだけで勝負するというのは、やっているほうはとても緊張感があると思うが、見ているほうはその緊張感含めて面白い。
この人ならこの路線で来るだろうという期待をしながら見ている笑点の大喜利やIPPONグランプリと違って、アバター大喜利はその先入観がないぶん、ハマったときはどーんと笑いが起こる。パンサー尾形さんのあいうえお作文の「ラモス」はまさにそれだった。また、あとから尾形さんと分かって、だからサッカーのネタだったんだ!と分かったときの爽快感というおまけもある。