edamameのテレビブログ

テレビ番組の感想を思いつくまま書いてます ゆるりとした時間のおともに

テレビCMはインパクトからスマートの時代へ


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 子供の頃、テレビのCMが好きだった。短い時間にインパクトのある映像や言葉が出てくるのが面白かった。

 今でもよく覚えているCM

・ピチピチした魚をはっぴの少年が抱える「ハトヤホテル」

・大きくなれよ~と巨人に言われる「丸大ハンバーグ」

・100人乗っても大丈夫な「イナバ物置

・私はコレで会社を辞めました、の「禁煙パイポ

 禁煙パイポのCMなんて、今のご時世なら即却下だろう。というより、当時もよく放送したなあと思う。小指を立てるしぐさがオンナを意味するというのはこのCMで知ったような気がする。

 今はどんなCMが心に残っているかなあと思い出そうとしているのだが、子供の頃見たような強烈な印象が残っているものがない。たぶんどれもスマートで洗練された作品になっている。限られた時間で商品の良さを伝えるということに重きが置かれている。

 そんなCMお上品時代に、ひときわ輝いているのが「缶コーヒーのBOSS」のCM。今放送しているのは、閉園する遊園地で働く役所広司さんの物語。ドラマ以上にドラマチックなCMだ。こういうCMだったら録画を見ていてもスキップせずに見ると思う。ホームページにある60秒のロングバージョンも、見終わると清々しい気持ちになる。

 商品の中身はインターネットで簡単に調べられる便利な時代なのだから、CMはもっと夢と遊びがあっていい。