edamameのテレビブログ

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心温まる「書けないッ!?」第三話


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 第三話はいつもどおり面白くて、さらに家族の優しさにじんわりした。

 奈美は自分の執筆を後回しにして圭佑の仕事を手伝っていたが、寝不足がたたって倒れてしまう。奈美の両親は奈美が倒れたのは圭佑のせいだと責めるが、奈美はそれをたしなめる。そんな様子を見ていた娘の絵里花は夕食の支度をし、息子の空はお風呂掃除をするという。父親に突然訪れたチャンスをサポートする家族の優しさは、仕事でてんてこ舞いの圭佑の心に染み入ることだろう。

 実は、このドラマを見る前に、「世界一受けたい授業」で5年以上口を利かない夫婦の再現ドラマ(夫役:えなりかずき・妻役:雛形あきこ(敬称略))を見た。私は口を利かないけんかというのは耐えられないので、どうしてこんな不毛な時間を何年も過ごさなければならなかったのだろうと不思議で仕方なかった。それを見た後だったので、圭佑の家族は優しさと思いやりがあって本当によかったと思っている。

 話を戻すと、ツルツルも相変わらず健在だ。圭佑はツルツルと話ができるようになってきているから、そのうち友達になっちゃうかもと期待している。

 それにしても、圭佑はいい意味で鈍感力があると思う。妻の体調不良に全く気が付かなかったのはちょっと残念だったけれど、コロコロ違うことを要求される仕事なんて、ふつうの神経の持ち主だったら早い段階で心がくじけてしまいそうだ。また、若手脚本家が作るはずだった第二話を、途中から引き取って完成させることもなかなかできることではない。といっても、圭佑は強靭なハートの持ち主ではないので、ツルツルは出てきてしまう。脚本家って自分の世界観を好きな俳優さんたちに演じてもらうという夢のような仕事だと思っているのだが、実際はしがらみとか大人の事情とかに翻弄されて大変なのかもしれない。

 来週はドラマのなかのドラマ「富豪教師Q」も見られそう。岡田将生さん、本当にあんな感じのスター気取りの俳優さんなんじゃないかなって思っちゃうぐらい演技が自然。次の土曜日まで、まだちょっと長いなあ。