コロナウィルスの流行により撮影が中断されたため、1月になっても「麒麟がくる」が放送されている。あの壮大なテーマソングには歌詞がないが、いつも一緒にハミングで歌っている。それぐらいこのドラマが好きなので、1月も見られることが幸せだ。最終回まで、一話一話を大切に見たいと思う。
さて、ここ数話の明智光秀(長谷川博己)は中間管理職のような感じで、見ていていたたまれなくなってきている。三淵藤英(谷原章介)、松永久秀(吉田鋼太郎)が織田信長(染谷将太)と合わずに自害を選び、織田信長自身もちょっとおかしくなってきている。
明智光秀=本能寺の変で織田信長を裏切って自害に追い込んだ人、と教科書で習ったが、そこに行きつくまでのさまざまな思いを想像すると、そんな短い言葉で後世に知られていることに全く納得できない。「麒麟がくる」の明智光秀は、とても頭がよく、心根の優しい人物である。今の段階では、光秀は信長のワンマンぶりに少し嫌気がさしてきているなあというぐらいだが、その心境がどのように謀反へ向かっていくのか、見たいような見たくないような・・・松永久秀のわな「平蜘蛛」も気になるところ。
早く日曜日が来ないかな。